うなる


生後1週間過ぎた頃、眠るcacaoに異変。
「う”〜〜〜〜〜〜ん」
うなってる。
ただでさえ奇妙な生き物である赤ん坊が、育児書に載っていない行為に出たのだ。
しかも、頼みの綱であるばぁちゃんでさえ不思議顔。
あんまり不思議すぎで、気乗りしない私を引きつれ病院に駆け込むばぁちゃん。
奇妙な赤ん坊を診察室に連れて行ったのは私。
「元気な子ですよ?」とまたも不思議顔をされる私。
先生『うなる』状況が理解できない模様。
元気な子を病院に連れてくる奇妙な母にエールをくれた。

結局、うなる原因を解明してくれたのは、市の保健師さん。
1ヶ月の自宅訪問の時だった。
「まれに、うなる子がいるんですよねぇ。」

『まれ』らしいその行為は、
赤ん坊が一生懸命成長しようと伸びをしているときに、うっかり出る音らしい。

そうか。
成長していたのか。
たくさんうなって大きくなるんだよ♪

1年後。
ブロックを見つめてうなっているシズがいる。
眠っているときと、食べているとき以外はうなっている。
その声の大きさは半端じゃなく、時にテレビの音がかき消されるほどだった。
「脳が成長してるんだよ。」
そう言い訳するほかなかった。

2年後。
まだまだうなる。
村の保健師さんに、「芝刈り機」と名を受けたうなりに拍手。

言葉が出るにしたがって、この『うなり』は消えていきました。
cocoaの様子から、無意識に出ていたと思われる『うなり』
本当の理由は、わからずじまい。
でも。
あの時、たくさんうなって見つめたブロックは、cocoaの得意分野です。

cocoa:1ヶ月〜3歳

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